理事長ブログ
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津崎記念日 2021.2.17
2021-02-19

2021年2月17日 津崎記念日
「信頼できる人と最後まで暮らしたいの」
この言葉は私を導く光です。
そして、この光が世界中に届くことを願います。
『津崎能子様の言葉の記録』から
「信頼してこそ自分の幸せが在る。」そして今の幸せがある。
「遠くの親戚より近くの他人が今の私には必要なのか、わかって頂戴」
「夫が私に言わせた気がする。」
「私はただ自分の幸せを考えてた。周りの人にいい事をしていたと分かった。」
「一軒のうちに人が居てくれることが嬉しい。」
「一人で暮らすには 誰かに手伝われては駄目になる。」
「相手を励ましていることは、自分を励ましている」
- 抜粋
時代は進み 愛甲原近隣にも大きなサービス付き高齢者施設
特別養護老人ホーム・老健などが次々を建っている。
50年前、愛甲原住宅の初代住民は寄付と住民力で町の形を創り、
その後、住民と「まちづくり勉強会」・「近隣大学」などで町づくり
住民主体で町づくりと両輪でミニサロン・デイ愛甲原・風の丘を創り出してきた。
今年度もコロナ禍、
東京工芸大学学生さんが考えた
心を繋ぐプログラムを展開。
今、これから何が必要か。。。
町づくりをしながら考えていきたい。
やさしさに包まれて ・・・ 寄り添う仲間に感謝
2020-11-04
先日、キャリアを積んできた職員から
「改めて思いますが、ここのスタッフはいいですね。利用者様を身内のように介護する。」と
感想を伝えられた。
先月から小規模多機能型居宅介護風の丘をご利用されているA様は礼儀正しく思いやりのある方。
まだ通い始めて日が浅い為か、「なぜ私はここのいるの・・」と悲しい表情をされる時がある。
そのような時、どの職員もA様に寄り添う。
ある日、A様が「私はここにお世話になっていいの・・」と事務所にお出でになった。
事務職員は笑顔で「大丈夫ですよ。。ご心配なく。。」と答えた。
そして、その様子を見ていらっしゃったご利用者様もA様の心情を汲みながら
「ここにいれば大丈夫☆」と優しく声をかけてくださった。
それぞれが思いやりをもってA様の気持ちに寄り添う。
そのような様子を見かける度、私まで慰められる。
「改めて思いますが、ここのスタッフはいいですね。利用者様を身内のように介護する。」と
感想を伝えられた。
先月から小規模多機能型居宅介護風の丘をご利用されているA様は礼儀正しく思いやりのある方。
まだ通い始めて日が浅い為か、「なぜ私はここのいるの・・」と悲しい表情をされる時がある。
そのような時、どの職員もA様に寄り添う。
ある日、A様が「私はここにお世話になっていいの・・」と事務所にお出でになった。
事務職員は笑顔で「大丈夫ですよ。。ご心配なく。。」と答えた。
そして、その様子を見ていらっしゃったご利用者様もA様の心情を汲みながら
「ここにいれば大丈夫☆」と優しく声をかけてくださった。
それぞれが思いやりをもってA様の気持ちに寄り添う。
そのような様子を見かける度、私まで慰められる。
会いたいな
2020-08-11
会いたいな
デイ愛甲原は2003年に開所した。
当時の利用者様は戦争体験の方々で様々な体験談をお話ししてくださいました。
・朝鮮の日本統治時代、朝鮮で学校の先生をしていた。今も当時の朝鮮(今は韓国)の生徒から手紙が送られてくるんですよ。
・僕は南京大虐殺といわれているその場にいた。今、言われていることとは違うんだ・・
そして、ときどき戦争中の子どもたちが唄った歌を唄ってくださった。
・私は満州でソ連軍が攻めてきた時に聞いた女性たちのかなしみの声や悲鳴が耳から離れない。
・特攻隊で出撃する準備をしていたが終戦を迎えた・・ などなど
その中で1915年大正4年生まれT様
「僕はね『涙そうそう』が胸に染み入る。戦時中シベリアに抑留され日本に帰還したら息子が空襲で亡くなっていた。
その時、女房を責めたんだ。涙そうそうは・・」
私はデイ愛甲原を開所してから多くの方から歴史体験を耳にしてきた。
この8月7日 今年度まちづくりに寄与してくださる東京工芸大学の学生さん3名
風の丘に立ち寄り利用者様に庭からご挨拶
今、風の丘の入居者様はお孫さん,お子さんなどご家族になかなか会いにくい。
学生さん達もお爺ちゃん お祖母ちゃんに会えるかな・・
会いたいな 涙そうそう・・
感謝申し上げます。
2020-07-20
応援の気持ち 心より感謝申し上げます。
◎産業能率大学 三浦ゼミの皆様
新型コロナウイルスの為、風の丘入居様とご家族の面会が困難になっている中、下記2点の応援をいただきました。
・ ご利用者様と家族を繋ぐ「風の丘通信」の原稿作成
・ 風の丘や高齢の皆様にむけた健康体操の動画作成←このHPのトップに動画をあげています。
◎ 特別定額給付金を複数の方から寄付を頂きました。
◎ それぞれの立場で心を寄せて下さっている地域の皆様から 応援の気持ちを頂いています。
皆様ありがとうございます。 心に染み入ります。
川上 道子
★ 当法人で行いましたウイルス対策研修の様子です。
『ありがとう』 『有難うございます』
2020-05-27
有料老人ホームがある風の丘は5月の連休 訪問のお医者様や訪問看護が手薄になった。
その状況の中で、風の丘入居の90歳を超えられているA様が体調を崩され急性期病院にお連れした。そのまま入院。
その後、病院から遠くにお住いのご家族のもとに療養型病院に転院なさってはとの提案があった。
ご家族もご本人も熟慮され、最終的に風の丘に暮らされることを選んで下さった。
昨日、退院され風の丘に戻られた時は、眠りの中にいたA様。
今朝お会いした時、そばにいた施設長に、
A様涙を浮かべ「ありがとう」と手を差し出し、互いに握手をした。「ありがとうございます」
住み慣れた町・なじみの人・信頼できる人と最後まで暮らし続けたいのよ。
が胸に響いた。
その状況の中で、風の丘入居の90歳を超えられているA様が体調を崩され急性期病院にお連れした。そのまま入院。
その後、病院から遠くにお住いのご家族のもとに療養型病院に転院なさってはとの提案があった。
ご家族もご本人も熟慮され、最終的に風の丘に暮らされることを選んで下さった。
昨日、退院され風の丘に戻られた時は、眠りの中にいたA様。
今朝お会いした時、そばにいた施設長に、
A様涙を浮かべ「ありがとう」と手を差し出し、互いに握手をした。「ありがとうございます」
住み慣れた町・なじみの人・信頼できる人と最後まで暮らし続けたいのよ。
が胸に響いた。