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特定非営利活動法人 一期一会
〒259-1115
神奈川県伊勢原市高森台3-10-28
TEL.0463-97-0015
FAX.0463-97-0018
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理事長ブログ

理事長のブログ

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はじめに

2017-06-16
5月25日 2017年度法人総会を開催しました。
今年度もどうぞ宜しくお願い致します。
 
はじめに
 
「命の尊厳、尊重」・「寛容と多様性を尊重する」を旨に
51年前、神奈川県のほぼ真ん中、厚木市と伊勢原町に跨った、のどかな農村地に、開発面積約28.5haヘクタールの台地を、国家公務員共済組合が組合向けに、区画整理だけした地に住民たちは暮らし始めた。
自治会を作り、街灯を整備、スーパーマーケットを誘致、集会場が必要と、持つ知恵を駆使し、寄付を集め児童館を両地域に誘致。
 
分譲した会社が町の暮らしまで設計した住宅地ではない。
 
住民は、知恵 力、お金を出し合って「自分たちの町を自分たちの手」で作り上げきた。
14年前、高齢化が進んだこの町は、これまでと同様、自分達の課題に向き合い、他地域の協力、知恵を学び、大勢の力で高齢者介護施設「デイ愛甲原」を作った。そして風の丘。
超高齢時代に突入した現在、未来を担う学生たちも町づくりに協力、学び合っている。
 
 
2年前から住民による「自分達の課題は自分たちの手」をモットーの、CoCoいきましょ会が立ち上った。
 
この先は、もっと もっと 子ども、高齢者、障碍があろうと無かろうと、民族が違おうと、意見が合わなかろうと。
市境、県境、国境を超えて
「命の尊厳、尊重」・「寛容と多様性を尊重する」を旨に。
住民だけではない大勢の力をもって、参加型福祉の実践で乗り越えて参ります。
          
2017年5月25日
特定非営利活動法人一期一会 
                          理事長 川上道子
 

津崎記念日によせて

2017-02-16
2007年6月 風の丘自室で
1994年4月 伊勢原子易思親会にて
津崎記念日によせて
「この地で信頼できる人たちと暮らし続けたい」
「風の丘」の土地を寄付して下さった津崎(つざき)能子(よしこ)さんは、大正6年生まれ。71歳の時、お子さんがなく、夫を既に亡くし一人暮らしをしていた能子さんは自宅の電球を取り換えようとして脚立から落ち、人の支えがない
生活ができなくなりました。
そこで地域で家事援助「伊勢原ホームサービス」をしていた私たちと出会いました。それから17年、88歳となり「自宅ではもう一人で暮らせない、どこか老人ホームを探したい。」と川上と探し始めましたが決断が着きませんでした。
 そして
「遠くの親戚より近くの他人」
「この土地をあなたにあげるから私を暮らせるようにして」
「この地で信頼できる人たちと暮らし続けたいのよ」
この思いを受けてNPO法人一期一会「風の丘」が出来ました。
能子さんは2007年2月17日天国に旅立たれました。
津崎能子様の思いをつなぐため、今年も津崎記念日を開催いたします。
風の丘を建てるにあたり、地域の皆様・この活動に共感して下さった人々から資金1億6千2百11万円を寄付、貸付をして頂きました。
応援して下さった全て皆様に感謝の気持ちを込めて。
              
2017年2月16日
                 NPO法人一期一会 理事長 川上道子
 

I LOVE YOU LOVE あいこうはらソング

2017-01-27
♪さくらのはなびら ヒラヒラ~
こどものえがおは キラキラ~
こんにちは~こんばんは~
おひさまニコニコ わらうよ~
みんなであいさつ交わそう
ありがとう~おかえりなさ~い
上記の歌詞は2016年10月「地域」+「CoCoてらし隊」+「CoCoいきましょ会」の合作でできたI LOVE YOU LOVEあいこうはらソング」の歌い出しです。
NPO法人一期一会のある愛甲原住宅は、この歌詞の通り、桜が町のいたるところに植えられ、住民は挨拶を交わす街です。
1966年、国家公務員共済組合の分譲地として「愛甲原住宅」ができて今年で51年。
最初に暮らし始めた皆さまが、この街を終の棲家とする為、協力して街を創り、支え合いを大切にしてきた街です。
 そのため、それぞれの時代の生活ニーズに対応し住民自らがその問題解決に主体的に取り組んできました。
時が過ぎ
 100年後、この街は変わらず挨拶が交わされ、心の中に「困った時には互いに支え合うよ。」という思いが灯り続けられ、生まれてから最期まで暮らし心地のよい町であるように。
今年も地域の皆様から、暮らしていくための課題、願いが寄せられ、それらをキャッチして解決のため皆で知恵、支え合う力を出し合う1年として参ります。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 

かぜのおかぞく

2016-08-06
 今日は71年前、広島に原爆が投下された日。
昨年、風の丘入居者の方から「投下された日や終戦記念日には黙とうを捧げたい」(風の丘ではちょうど、朝食と重なる時間の為)と伝えられたことを思いだして私は朝7時45分に風の丘に走った。
 
 今年3・4・6・8月、隣国の中国・韓国から、当法人の視察と取材などを受けた。
中国からは「団地・ニュータウンで生き切るために」中国や日本のまちづくり研究者の皆様へプレゼン。
「高齢者の尊厳ある生き方を支えるコミュニティづくり」の視点で北京からの視察団を受ける。
 
韓国からはKBSテレビスペシャル「エイジング・イン・プレス(地域居住)」の番組を制作するため「住み慣れた地域で最期まで尊厳を持って生きる事を応援する」ことを理念として活動をしている当法人の取り組みをよい事例として紹介したいと取材を受けた。
 
 これらのお蔭で世界共通「出来るだけ幸せに暮らせる地域・場とはと」深く考えさせていただくことが出来た。
「CoCoいきましょ会」メンバーの一人からは暮らしやすい地域・場には「寛容と多様性を尊重する」と教えて頂き。
先日の第10回リレー講座講師の方の「リレー講座を終えて」の文のなかに、「君の意見には賛成できないが、君がその意見を言う権利は命に換えてでも守る」と先人からと教えられたと書かれていた。(当法人HPの地域福祉・CoCoいきましょ会ブログをご覧ください)
本日、リオオリンピック開会式で「多様性を喜ぶ」と宣言の中の言葉がテレビから流れた。
 
 数日前、風の丘の地域向け特別室に、体調を崩され急遽泊まられている近隣の方を、入居者の皆様が囲んで「あら奥様にお世話になりました。」・「小田急線でよくご一緒になりましたね。」などと話されている様子を見て、私が「地域家族??」と発したところ。
 
 入居されている方から『「かぜのおかぞく」でしょ。』
 
深く学ぶ・・多様な人たちと顔見知りをつくる。

CoCoカフェ 地域の居間 ダイニングルームとなる

2016-06-17
CoCoてらす ある日の1日
 
朝9時 CoCoカフェ オープン 
    CoCoいきましょ会メンバーがマスター
   
  そこに 今年、息子夫婦と同居のため、東京から引っ越してきた70代後半の女性でCoCoカフェの掃除やウエスを作るなどのお手伝いをしてくださる方登場
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