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特定非営利活動法人 一期一会
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理事長ブログ

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津崎記念日

 
2月17日津崎記念日
遠くの親戚より近くの他人。
信頼できる人と住み慣れた町に暮らし続けたいのよ。
胸に響く

 
今年もお茶をたて、赤いバラを飾りました。
バラが咲いたを歌いました。

出会えたことに感謝

2019-12-28
出会えたことに感謝
出会えたことに感謝
 
12月23日朝 尊い方をお見送りしました。
O様 103歳
 
 
2003年12月 デイ愛甲原を開所した時。
「よろず屋さんの隣にあるから判らなくなっても通えるわ。」と ご利用を開始された。
 
・・・月日は流れ・・・
 
2006年の年末、デイ愛甲原で倒れられ
胸にペースメーカー。
お一人暮らしだったO様は
入院、退院後、風の丘小規模多機能居宅介護登録者となりショートステイをご利用された。
東京方面に暮らされるご家族は、ご自宅の近辺で有料老人ホームなど探されていたそうだ。
その頃、O様のお嬢様から私に
「母はよその場所では青菜に塩になってしまう・・」とご相談があった。
 
2006年4月開所した風の丘6室は満室
O様と津崎能子様のご主人は同じ時期に東海大学病院に入院されていたこともあり顔見知りだった。
風の丘にお住まいだった津崎能子様は2007年2月他界された。
そしてその部屋がO様のお部屋となった。
不思議なご縁。
 
住み慣れた町、なじみの人が生きる力。
 
12月22日まで自身で歩いて食卓テーブルにつかれ、歩いてトイレに行かれていた。
23日朝7時ころ、ベッドで職員と会話をされ、そのまま眠るように命を閉じられた。
 
O様の姿勢、生き様が私たちを導いて下さいました。
 
誠にありがとうございました。 感謝の気持ちを込めて。

令和元年を振り返って

2019-12-20
ゆるやかに つながる まち くらし
 
今年は事故、災害の多い年でした。
私は名古屋市港区南陽町小賀須で生まれ育った。
小学2年生の1959年(昭和34年)9月26日 夜
伊勢湾台風が名古屋を直撃した。
実家は新川の堤防沿いで履物店を営み
住まいは堤防下、海抜0m地点の平屋で暮らしていた。
26日午後から風雨が強まり、父と上の兄は履物店を守り
自宅には母、2番目の兄、姉、私がいた。
自宅は夜になると猛烈な強風で雨戸がしなり、家中雨漏り
母、兄、姉は雨戸を必死に抑えて
私は雨漏り対応、茶わんなど並べて少し楽しんでいた。
 突然、サイレンが鳴り響いた。
そのうち玄関がドンドン。「堤防が!すぐに避難。外に出て!」
玄関に降りると、すでに私の腿あたりまで水が入っていた。
何とか外に出ると、顔見知りのおじさんたち(地域の消防団)が「ロープにつかまって!!」
母は私を抱え、兄、姉とロープに必死につかまり、近所の大きな2階屋に避難した。。
その家の2階で一夜を明かし命が救われた。
その後、私達は戦後初めて疎開した子供達と言われ、小賀須地区の小学生とあまり動けなくなったお年寄りと一緒に名古屋市千種区田代小学校講堂で1ヵ月の疎開生活を経験した。
 
つい最近まで疎開先の見知らぬ人からおにぎりやお金を渡されるなどの善意を素直に受けとれず、偽善者!との思いが心を支配していた。
今年11月10日、東日本震災復興の活動をされている東北工業大学の新井信幸先生から活動報告を伺う機会があり、その中で「津波被害に遭われた方々がバラバラの場所に避難したのち、同じ地域の方々と暮らす機会が持てた時はほっとした。」という話を聞いた
『私もそうだった!伊勢湾台風で疎開した小学校の講堂。一緒の小学校に通った近所の友達、面倒見てくれた先輩。みんな。そして友達のお祖母ちゃんと同じ場所で暮らすことが出来た時はほっとした。』 その場がどんなに安心できたのかに気づいたのです。
そして 顔見知りの近所のおばさんからおにぎりを頂いたなら、もっと違う感想を持てたに違いない。
しなやかに つながる まち くらし
「信頼できる人と 住み慣れた町で最後まで暮らし続けたい。」
 
津崎能子様の言葉が胸にしみいる。

感謝いたします。

2019-05-15
5月1日 お花屋さんより上記の花がデイ愛甲原・風の丘へ届きました。
贈り主の方の名は伏せられ、札には『平成より』と記されていました。
 
 
平成様
このたびは記念すべき日に、嬉しいプレゼントをありがとうございました。
利用者様からは「華やかだねえ♪」「元気が頂けますね。」
職員からは「勇気が出ます。」「どなたでしょうね。ありがたいですね。」
ありがとうございました。 感謝の気持ちを込めて。
平成の時代に感謝。令和時代の「幸せ」「平和」を祈ります。
 
令和元年5月1日
特定非営利活動法人一期一会
理事長 川上道子
 

今、愛甲原住宅は桜満開

2019-03-30

3月27日 2か月に1回 第26回 リレー講座&夜鍋会 5年目を迎える。
夜鍋会の様子(デイ愛甲原)
鍋を囲んで繋がろうと始めた会。この会を通して進化し続ける町の音楽家集団「米山亭」。
 
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