理事長ブログ
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会いたいな
2020-08-11
会いたいな
デイ愛甲原は2003年に開所した。
当時の利用者様は戦争体験の方々で様々な体験談をお話ししてくださいました。
・朝鮮の日本統治時代、朝鮮で学校の先生をしていた。今も当時の朝鮮(今は韓国)の生徒から手紙が送られてくるんですよ。
・僕は南京大虐殺といわれているその場にいた。今、言われていることとは違うんだ・・
そして、ときどき戦争中の子どもたちが唄った歌を唄ってくださった。
・私は満州でソ連軍が攻めてきた時に聞いた女性たちのかなしみの声や悲鳴が耳から離れない。
・特攻隊で出撃する準備をしていたが終戦を迎えた・・ などなど
その中で1915年大正4年生まれT様
「僕はね『涙そうそう』が胸に染み入る。戦時中シベリアに抑留され日本に帰還したら息子が空襲で亡くなっていた。
その時、女房を責めたんだ。涙そうそうは・・」
私はデイ愛甲原を開所してから多くの方から歴史体験を耳にしてきた。
この8月7日 今年度まちづくりに寄与してくださる東京工芸大学の学生さん3名
風の丘に立ち寄り利用者様に庭からご挨拶
今、風の丘の入居者様はお孫さん,お子さんなどご家族になかなか会いにくい。
学生さん達もお爺ちゃん お祖母ちゃんに会えるかな・・
会いたいな 涙そうそう・・