理事長ブログ
野の花がつなぐ出会い
2023-04-11
「自分は自分を生きると美しい」
先日“野の花”スケッチ画集が斉藤進先生から贈られてきたました。
著者 斉藤進様は1998年より愛甲原の町づくりに寄与下さっている先生
2年ほど前、製本になる前の原稿「野の花のスケッチ」が私のもとに届きました。
丁度、K様が風の丘の小規模多機能型居宅介護サービスのショートステイをご利用され始めた頃でした。
K様は野の花が大好きだと教えて下さいました。早速そのスケッチをもって彼の元へ行くと 目を輝かせ 私たちに植物の話をしてくださいました。
この画集が私のもとに届いたとき、彼の姿が思い浮かびました。
「K様のご仏前に備えさせて頂きたい。。」と強く思いました。
そして、偶然が重なり“野の花”スケッチ画集を1周忌にあたるこの春にご仏壇にお供えさせて頂きました。
そこでまた奥様も野の花が大好きだとわかり、喜んでいただけました。
思ってもみなかったつながりを感じとても感動しました。
以下の文は斉藤進先生より川上に送られてきたメールをご紹介いたします。
野の花がつなぐ出会い
そこには野の花のように色取りどりの出会いや感動があるのですね。
野の花に惹かれる人の心は、普段気づかずにいる他人への思いやりではないでしょうか。
しずかに足元の野の花を見つめて歩く時間は、今を共に生きる環境共生そのもの。
野の花は小さく咲きますが、その小ささゆえに平和の大切さが伝わります。
以上
地球誕生46億年
微生物が生まれ38億年
その後
多種多様な生物、植物が生息できる環境こそ「地球」が求めていることでしょうか。
「自分は自分を生きると美しい」を実現させていきたい。
川上道子