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特定非営利活動法人 一期一会
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理事長ブログ

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津崎記念日に寄せて

2018-02-23
津崎記念日に寄せて
 
 
「遠くの親戚より近くの他人」「信頼できる人と最期まで暮らし続けたいの」
このように仰って私たちに土地の寄付をして頂き風の丘が出来ました。
津崎記念日によせて
今から13年前、この土地に住む津崎能子様は
「この地で信頼できる人たちと暮らし続けたい」
「風の丘」の土地を寄付して下さった津崎(つざき)能子(よしこ)さんは、大正6年生まれ。71歳の時、お子さんがなく、夫を既に亡くし一人暮らしをしていた能子さんは自宅の電球を取り換えようとして脚立から落ち、人の支えがない
生活ができなくなりました。
 
そこで地域で家事援助「伊勢原ホームサービス」をしていた私たちと出会いました。それから17年、88歳となり「自宅ではもう一人で暮らせない、どこか老人ホームを探したい。」と川上と探し始めましたが決断が着きませんでした。
そして
 
「遠くの親戚より近くの他人」
 
「この土地をあなたにあげるから私を暮らせるようにして」
 
「この地で信頼できる人たちと暮らし続けたいのよ」
 
この思いを受けてNPO法人一期一会「風の丘」が出来ました。
能子さんは2007年2月17日天国に旅立たれました。
津崎能子様の思いをつなぐため、今年も津崎記念日を開催いたします。
皆様に信頼される「風の丘」を目指し続けます。
 
2018年2月17日
特定非営利活動法人一期一会
理事長 川上道子

新春のお慶びを申し上げます。

2018-01-03
しなやかなくらし
-人は一人では生きていけない-
日本の家族は1人~2人になってきた。
「町家族」 「街家族」
互いにそれぞれの暮らしやすい距離を保ちながら暮らし合う
 
チームワークが一番☆
 
「風の丘居宅支援事業所」
介護が必要となった時、その人に寄り添った介護ブランを作り上げる。
 
「風の丘」 「デイ愛甲原」
人生の終末期は、その人を思いやった食事、介護に卓越した介護職員と地域医療に力を注ぐお医者様がいる医療関係者などと連携をしながら、感謝の気持ちを込めて、穏やかに人生の最期を迎えて頂ける場所を目指しています。
 
「CoCoてらす」は町の居間になりたい。
愚痴 嘆き 苦しみを安心して出し合える場所
喜びを分かち合える場所
「CoCoてらす」みんなの居間であるためのルール
人生の先輩たちの言葉から
*同じ場にいない人の話をするときは、いない人の力になる覚悟では話すこと。
それ以外は全て噂話です。
*「みんなは意思・哲学をもっているから、それを侵害してはいけません。大勢でいきていくことは、つまるところ、助け合って合って生きていくこと。
 

終末期 出来ることなら穏やかな自然死

2017-10-24
終末期 出来ることなら穏やかな自然死で お見送り出来たらと願っています。
私は夫の両親と同居していました。
舅は22年前、83歳で他界しました。終末期、パーキンソン病で喉、胃、尿路に管をつけ在宅介護をしました。姑から「お父さんは百歳まで生きたいと云っていた」という気持ちを受け、病院にサポートしてもらい実現できたものです。
姑は3年前に他界しました。90歳ころから、ほぼ車いす生活。95歳の時、癌が見つかりましたが「入院するのはいや」「薬はもう飲まない」「点滴もいや」と意思を通し、馴染みの地域のお医者様の往診を受けながら99歳と半年の生涯を閉じました。
食事はベッドではなくテーブルで。大便もトイレでしかしない。
終末期3ヶ月くらいになると食事は目覚めた時、1日1回3口くらいを2,3回、好きな時に好きな水分を摂る。自分の形を貫く気丈な人でした。
そして99歳と半年、枯れるように安らかに一生を終えました。
 
ちょうど その頃、社会では積極的な治療を受けるのではなく「老衰死 – 穏やかな最期を迎えるには」がクローズアップされている時でもありました。
 
人それぞれ考え方があり、生きる理由があります。
 
家族もそれぞれ親への思いが違います。
まずは、親御さんのお元気な内に基本的な考え方を、その後、体調の変化に応じて話し合われることを願います。

川上 道子

はじめに

2017-06-16
5月25日 2017年度法人総会を開催しました。
今年度もどうぞ宜しくお願い致します。
 
はじめに
 
「命の尊厳、尊重」・「寛容と多様性を尊重する」を旨に
51年前、神奈川県のほぼ真ん中、厚木市と伊勢原町に跨った、のどかな農村地に、開発面積約28.5haヘクタールの台地を、国家公務員共済組合が組合向けに、区画整理だけした地に住民たちは暮らし始めた。
自治会を作り、街灯を整備、スーパーマーケットを誘致、集会場が必要と、持つ知恵を駆使し、寄付を集め児童館を両地域に誘致。
 
分譲した会社が町の暮らしまで設計した住宅地ではない。
 
住民は、知恵 力、お金を出し合って「自分たちの町を自分たちの手」で作り上げきた。
14年前、高齢化が進んだこの町は、これまでと同様、自分達の課題に向き合い、他地域の協力、知恵を学び、大勢の力で高齢者介護施設「デイ愛甲原」を作った。そして風の丘。
超高齢時代に突入した現在、未来を担う学生たちも町づくりに協力、学び合っている。
 
 
2年前から住民による「自分達の課題は自分たちの手」をモットーの、CoCoいきましょ会が立ち上った。
 
この先は、もっと もっと 子ども、高齢者、障碍があろうと無かろうと、民族が違おうと、意見が合わなかろうと。
市境、県境、国境を超えて
「命の尊厳、尊重」・「寛容と多様性を尊重する」を旨に。
住民だけではない大勢の力をもって、参加型福祉の実践で乗り越えて参ります。
          
2017年5月25日
特定非営利活動法人一期一会 
                          理事長 川上道子
 

津崎記念日によせて

2017-02-16
2007年6月 風の丘自室で
1994年4月 伊勢原子易思親会にて
津崎記念日によせて
「この地で信頼できる人たちと暮らし続けたい」
「風の丘」の土地を寄付して下さった津崎(つざき)能子(よしこ)さんは、大正6年生まれ。71歳の時、お子さんがなく、夫を既に亡くし一人暮らしをしていた能子さんは自宅の電球を取り換えようとして脚立から落ち、人の支えがない
生活ができなくなりました。
そこで地域で家事援助「伊勢原ホームサービス」をしていた私たちと出会いました。それから17年、88歳となり「自宅ではもう一人で暮らせない、どこか老人ホームを探したい。」と川上と探し始めましたが決断が着きませんでした。
 そして
「遠くの親戚より近くの他人」
「この土地をあなたにあげるから私を暮らせるようにして」
「この地で信頼できる人たちと暮らし続けたいのよ」
この思いを受けてNPO法人一期一会「風の丘」が出来ました。
能子さんは2007年2月17日天国に旅立たれました。
津崎能子様の思いをつなぐため、今年も津崎記念日を開催いたします。
風の丘を建てるにあたり、地域の皆様・この活動に共感して下さった人々から資金1億6千2百11万円を寄付、貸付をして頂きました。
応援して下さった全て皆様に感謝の気持ちを込めて。
              
2017年2月16日
                 NPO法人一期一会 理事長 川上道子
 
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