理事長ブログ
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感謝の気持ちを込めて
平石秀夫様
1周忌に感謝の気持ちを込めて
みんなは 意思・哲学を持っているから それを侵害してはいけません
大勢生きていることは つまるところ 助け合って生きていくこと。
平成29年3月17日 平石談 |
この言葉は、風の丘とCoCoてらすに飾られている。
平石さんと川上との出会いは約27年前。
伊勢原市内に住む岩崎尊之氏(現、社会福祉法人緑友会理事長)から
「高齢化が進んでいる高森台で町づくりの勉強会をしませんか。」と声がかかり、メンバーとして初めに頭に浮かんだのが平石さん。
当時、私は青少年指導員などで高森台自治会の会議に出席した折、自治会長(1994年・1995年)だった平石さん知った。その時紳士的に対応してくださったという印象が残った。
そこで自治会長を終えられていた平石さんにお声をかけ、1998年、何人かの仲間と共に「高森台福祉のまちづくり勉強会」が始めることが出来ました。
その後
2001年高森台ミニサロンの会
2003年デイ愛甲原開所
2006年風の丘建設 等、様々な場面で尽力いただきました。
昨年の5月、入院先の東海大学病院から「風の丘に帰りたい」と戻ってこられたが、
2020年6月1日風の丘で命を閉じられた。
穏やかな最期の中で、やさしく「ありがとう」と言ってくださった。
『誠実』…平石さんの生き方を私の道しるべにしたいと思っています。
「こちらこそ本当にありがとうございました。」
津崎記念日 2021.2.17
2021年2月17日 津崎記念日
「信頼できる人と最後まで暮らしたいの」
この言葉は私を導く光です。
そして、この光が世界中に届くことを願います。
『津崎能子様の言葉の記録』から
「信頼してこそ自分の幸せが在る。」そして今の幸せがある。
「遠くの親戚より近くの他人が今の私には必要なのか、わかって頂戴」
「夫が私に言わせた気がする。」
「私はただ自分の幸せを考えてた。周りの人にいい事をしていたと分かった。」
「一軒のうちに人が居てくれることが嬉しい。」
「一人で暮らすには 誰かに手伝われては駄目になる。」
「相手を励ましていることは、自分を励ましている」
- 抜粋
時代は進み 愛甲原近隣にも大きなサービス付き高齢者施設
特別養護老人ホーム・老健などが次々を建っている。
50年前、愛甲原住宅の初代住民は寄付と住民力で町の形を創り、
その後、住民と「まちづくり勉強会」・「近隣大学」などで町づくり
住民主体で町づくりと両輪でミニサロン・デイ愛甲原・風の丘を創り出してきた。
今年度もコロナ禍、
東京工芸大学学生さんが考えた
心を繋ぐプログラムを展開。
今、これから何が必要か。。。
町づくりをしながら考えていきたい。
やさしさに包まれて ・・・ 寄り添う仲間に感謝
「改めて思いますが、ここのスタッフはいいですね。利用者様を身内のように介護する。」と
感想を伝えられた。
先月から小規模多機能型居宅介護風の丘をご利用されているA様は礼儀正しく思いやりのある方。
まだ通い始めて日が浅い為か、「なぜ私はここのいるの・・」と悲しい表情をされる時がある。
そのような時、どの職員もA様に寄り添う。
ある日、A様が「私はここにお世話になっていいの・・」と事務所にお出でになった。
事務職員は笑顔で「大丈夫ですよ。。ご心配なく。。」と答えた。
そして、その様子を見ていらっしゃったご利用者様もA様の心情を汲みながら
「ここにいれば大丈夫☆」と優しく声をかけてくださった。
それぞれが思いやりをもってA様の気持ちに寄り添う。
そのような様子を見かける度、私まで慰められる。